臍の緒に巻き付けた恋人達と お別れが言いたいとボルト舐めた口が 赤く赤く燃えて笑うのは 太陽売り捌いた罪 ジメジメと暑い昼下がり一昨年の出来事 原作モユニジュモ作画マツ&タケ ハア、私谷間に渡し損ねた べた塗りのアリランが鳴り腹が滅入る 仕方ないかな太陽売り捌いて 腹黒野良猫ゴロゴロ喉をヨイショでお愛顧 そろそろ微睡もう共々 チリン、鈴が震え狂える情事 非常に必要以上に瓶に皮を詰める行事 屏風倒れる合図 白昼のメロウ 素人から玄人 陽炎脱皮ガッチリ縁取り足取り 内に曲がり踏み外し 吸い込まれ吸い込まれ ここに又も新しき蟻地獄ズルズル注入 随時随時突っ込んだ転がる溝にスイーッと 無限の風景アラ空は蜜柑の皮の裏側で拡がり張り付く すがる振り払う恨む孕む金が絡む眼が眩む絡まる交わる丸まる 溜まり募り落雷!瞬間拡散開眼 すると事態は悲劇時代を倍に倍に掛け算 錯乱一心不乱で切断 七つの海にそれぞれを投げ込んで沈黙 炊き込んだ頭蓋は汁を腹に収め中で番に テレビ付けて「感無量。」と余韻 スープスクープ萎れた家の出来事とある姫事 何と畳の下に敷き詰められた数は円周率を想い出さんといられようか! 玄関ドアノブに刺さった鍵を抜いた 流れ出した血彼方此方に飛び散りメッセージを啓示 覗き込んだ鍵穴の中で待つ蟻地獄 長く長く奥で疼くホステス 聞き込みにつられて路地へ出れば見えた アスファルトタイヤが残す水墨画 スリップがでっち上げたスクープとスリル ブルースの大陸は夜と昼のドヤに 「ほら、見っ」爆弾と導火線の狭間で揺れていたのは活動の灯火 記録に残るアイデアは繋がることを恐れた 彼だ!小っこい頃から飴玉代わりにボルトを舐めて 「ひ、ふ、み、や」と両目を瞑って数える癖は 何時何処でも眠るときには役には立つか 墓場まで揺り籠を引きずって来たとは 臍の緒に巻き付けた恋人達と お別れが言いたいとボルト舐めた口が 赤く赤く燃えて笑うのは 太陽売り捌いた罪